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焦って矯正をスタートする必要はない

 

どのお子さんも、必ず、歯並びが自然治癒するということではありませんが、段階を踏んで、様子を見守る十分な時間があるということなのです。焦って、矯正をスタートすることはありませんし、何年か後に、歯並び矯正の治療をスタートしても手遅れにはなりません。ですから、親の立場として歯並びの悪さが気になっても、焦らず、子供さんの歯並びが変化するようすを見てあげたほうがよいと思います。

 

 

子供の歯並びのことでは、日本よりもアメリカのほうがずっと進んでいますよね。映画を見ても、向こうの子供達は、歯にブリッジしている子も多くみかけることから、矯正が当たり前になっているようです。日本人より歯の並びを重視しているアメリカ人にとって、歯がきれいに並んでいることは、当然のことなのかもしれません。

 

 

ですが、アメリカでも、最初のうちから矯正せず、歯並びを見守ることが基本となっています。歯並びの異常があっても、それが、乳歯列であれば、まだ矯正せずに見守るということが、先進国アメリカでも、ベースとして考えている専門医が多いです。

 

 

乳歯の生え変わりですが、その始まりは、どの場所から起こるのか、みなさんはご存知でしょうか。前歯が抜けると目立つことから、前歯から抜け替わると思っている人が多いようです。ですが、実際には、下顎第2乳臼歯の後ろにある、第1大臼歯からスタートします。いわゆる、6歳臼歯です。そして、次の生え替わりが、下顎中切歯となり、前歯の下から、前歯の上、この順番となっています。